《何が問題か、やっと、ちょっと、わかった》

ファーウェイのスマホに「余計なもの」が入っているとか、いないとか、その後の報道は尻すぼみで、釈然としないまま、 人のうわさも何とやら、と消えていく前に少し調べてみました。

「余計なもの」については、ファーウェイは、この報道をしたフジテレビを訴えるらしいですね。
その一方中国は、アメリカや日本などが、ファーウェイの製品を使わないように指導していることに対しては、WTOなどには訴えていないようです。

で、ファーウェイの「個人情報保護方針」というのを読んでみましたら、やはりちょっと問題があるように思います。

(私のような)暇なかたは全部読んでみるといいですが、忙しい方は、下のURLの3の3.4と、4、5あたりを読むと書いてあるのですが、「法律」が求めた場合は、個人の情報を開示するとあります。

この「法律」がクセ者で、日本の法律ではなく、中華人民共和国の法律です。
かつて共産主義を目指していた、社会主義国家だった、現在は共産党一党独裁の国家の法律です。

この国の法律の中には「国家情報法」というオドロオドロしいネーミングの法律もあります。
暇な方はこちらも調べてみるといいと思います。
スパイとかいろんなことができる抜け道があるようです。

何も悪いことはしていないし、盗まれる情報なんて大したものはないと思う方も多いでしょう。
最近のスマホは、指紋や顔認証でロック解除ができますよね。
物を買うときに、カード情報も打ち込みますね。
子供や孫の写真もスマホで撮りますね。

何も問題のない時代はいいですが、ひとたび国同士の騒乱が起きれば怖いことになると思いませんか?

何か起きた時のためにと、中国に送られた情報は永久に保存されます。

例えばあなたの孫が中国に旅行に行っているときに、国家間で不都合なことが起こり、現在でも2億台あると言われる監視カメラと、30年前のあなたのスマホの情報と照らし合わせて・・・。

いつものように、SFみたいな話と笑っていましょうかね?