《War & cherry》
外出の自粛・禁止、
集会の自粛・禁止、
必需品以外の販売店の閉店、
外国への往来自粛・国境の閉鎖、
特定商品の闇取引、
自重自粛しない人・企業への過剰非難、
恐怖に駆られての罹患者探し、
傷病者への差別、
無根拠な嘘・噂の流言・扇動、
オリンピック開催の疑念・・・・・。
これが戦争でなくて何か。
今が戦時下でなくて何であろうか。
違うのは軍人が医者ということだけだ。
見えない敵に対するにしては、組織としていかがかとは思うが、軍国でも共産国でもない我が国では我々の方法で戦うしかない。
諸外国ではあまりにも兵力が不足していて、負け戦になりかけているところも多い。
我々素人にも過去の徴兵のように、積極的支援が要請されるようになるのだろうか。
人生にあまり未練のない私でも、無性に人が愛おしくなる昨今である。
「桜散る」
「同期の桜」
桜のつぼみを見つつ、戦時下では桜でさえも悲しく見えたであろうことに思いを馳せる次第。
桜二首
「青空も 突き抜けて咲け 桜花 命の春は 今君のもの」
「雨嵐 くぐり抜けては 耐えてきた 老いたる桜 今宵散るらん」