《ワシもセージを考えてみた》

あまり政治、特に国内政治について、とやかく言うのは好まないのですが、昨今の流れをウォッチングしていて気になることもあるので記しておきます。

 

私が安倍首相について感じるのは、滑舌は悪いが小泉氏を除く歴代首相よりはっきりとイエス・ノーを言う方で、頭はあまり良くないけれどもポピュリズム大衆迎合)に陥らない硬派であると思っています。

 

これが災いして2015年には平和安全法制、いわゆる集団的自衛権を認める法を含める改正を行い、その後長期政権の弊害もあるのでしょう、2017年~18年の森友・加計問題、去年の桜を見る会の問題、そして今年の検事長の定年延長問題などが次々と勃発しています。

また沖縄の基地移転問題、日韓関係、北朝鮮拉致問題などもイソップのいうところの『北風』を吹かせているように感じます。

さらにこれから改正か改悪か知りませんけれど、わが国の憲法を変えようとする動きも見せているようです。

 

これらをデモクラシーの危機と捉え、最近反対派も多くなっているようですが、一方擁立派は「他に誰がいるんだ?」「ともかく今までは経済はうまくやってきた。」「民主党時代より余程マシだろう。」などの意見を持つ人も多いようです。

 

私も、オバマに何をしたか分かりませんがともかく広島に来させた、またトランプにはゴルフ場や寿司屋など公衆の面前で、あんなぶざまな三味線を弾くことのできる人は、他にはそう居ないように思います。

 

確かにそろそろ交代していただいてもいいようにも思いますが、反対派の戦略に乗って、汚い言葉で罵ったり重箱の隅を楊枝でほじくるような意見を述べることは控えたほうがいいでしょう。

 

怒りで革命を起こしても人間の質は上がりません。

勝つために何をしてもいいというなら、彼らと同じ穴のムジナです。

 

政権交代を目指す側の一番簡単な方法は、選挙率を高めることです。

現政権容認派が60%と言っても選挙に行く人は50%です。

0.6✖0.5=0.3

つまらない、選挙に行っても何も変わらない等、覚めたようなことを言ってる人が選挙に行っても現政権には入れないでしょう。

つまり彼らを取り込めば6割~7割の確率で勝てるわけです。

 

彼らを選挙に行かせる戦略を取るべきです。

難しいような、怖いような話を声高に叫んでも、みんな腰が引けるだけです。

そんなことをするよりも「さぁ選挙に行きましょう。」というだけでいいのです。

 

選挙は義務だからと罰則のようなことをする国もありますが、それは難しいかもしれません。

選挙へ行くと何か目に見えて良い結果(利益等)を感じられる制度のようなものは出来ないものでしょうか?

 

それを真剣に考えることが一番の近道と私は思います。

 

もし政権交代ができたなら、私がまずやってほしいことは先の安保法の廃止です。

 

その次は、私が老後を南国のプールのボンボンベッドでトロピカルフルーツジュースを飲むために、台湾・タイ・インドネシアなどを繋ぐ大東亜共栄圏のさらなる強化ですかね?

(これはネーミングを変えないといけませんけどね。笑)

 

ではどちらさんも、どうぞお元気で。

頑張らないで、行きましょ~。