リコール

もうすぐ7年になる車ですが何度もリコールの対象になっていて、今回は2か所同時のリコールです。
リコール手前のコンピューターの書き換えも2度ほどありました。
ハイブリッドになった直後の車で新技術の制御もうまくできていない感じです。

 

代理店で買ったので、いつもの店に立ち寄り聞いてみる。
「またリコールになったな。」
「そうですか。」とナンバーから調べ始める。
「確かに今回2か所出てますね。」
「ホントに多いなぁ。」
「最近は〇〇社のリコール隠しから、ちょっとした不具合でもすぐリコールにしているんですよ。」と自社メーカーの燃費改ざんのことは言わない。
「うちだけじゃなく、部品は下請けが作っているのでその部品の不具合ならどこのメーカーの車も全部アウトなんです。」
その部品の設計図は誰が描いたの?検品は誰がしたの?と思ったが、言わないで置いた。
「9月の車検まで大丈夫かなぁ?」
「一概には言えませんが部品の取り寄せのこともあるし、また連絡します。」

後日電話がかかってきた。
「リコールの件ですけど、車検の時で大丈夫ですよ。」
「というのは?」
「部品的には十万キロ以上走っても壊れるものじゃないので。」
「そう保証してくれるならそれでいいです。」
「いや、保証は出来ません。」
「前に高速道路を走っているときにベルトが切れて、半年後くらいにリコールになったけど、あれはどうなの?大丈夫じゃなかったけど。」
「そう言われるなら先に取り替えましょう。」

と、まぁこんなやり取りで今週末修理に出すことになった。

 

私が問題あるかな?と思うのは、この代理店はメーカー寄りの考えを植え付けられているのか、客目線で販売をしていないということです。
リコールは自社ばかりではないと言い、他社の悪い所を上げつらい、メーカーをかばうことに終始し、さらにリコール修理の手間が邪魔くさいということもあるのでしょうか、客を言いくるめることに心を砕いているところです。

本来、直接消費者と接している販売店が一番客の気持ちや要望が分かるのでないでしょうか。
それらをメーカーに伝えるのも販売者の大きな仕事ではないでしょうか。

誰のために仕事をしているのか。
何のために仕事をしているのか。
今一度振り返り、今後の自分の糧にしたい出来事であったように思いました。

(結論)能書きはいいから、きちんと作ってから売れよ!!(笑)