《学術会議》

こんな4文字熟語、知らんわ~~。
と思いながら少し調べてみると、こんな感じなのはわかった。
この機関は年間10億円余りを投入している国の機関で、学問が国の役に立つかを見定め、役に立つ学問を認め、援助する。
お墨付けを与え、名誉、お金、権利を与え、保護する。
 
で、今騒いでいるのは、この機関が推薦した105人の会員になりたい人の内99人を国が認めたということらしい。
つまり6人がはねられたということで、これは過去に例がないという。
国側としてはこの6人は、お目付けは嫌、文句は言いたい、でもカネとチカラは欲しいという人たちに見えたのだろうか。
 
昨今対外的にも国内向けにも、わが国だけでなく世界中で政治が強硬的になっているような気がする。
いうことを聞かない奴、従わない奴は一方的に排除し、自分たちだけの理想に内向きに邁進しているように思う。
国にお墨付きをもらわないと仕事ができない学者もどうかと思うが、しかし一方人間のいろんな可能性を探り、未来を広く見据え、より良い社会を作るには学問は欠かせないはずだ。
 
今、役に立たないから、反抗するからと言って、それらを排除していては未来の幅を狭めるだけであろう。
要は国側にそれだけの度量がないというわけだろう。
 
しかしたった10億円で何を偉そうに任命権を振りかざしているのか、滑稽でもある。
日本人一人頭10円以下の出資で、メンバー一人頭500万円ほどの費用で、未知の将来が開拓できるかもしれないのだ。
不要不急の議員さんの首を50人切って、倍の20億円にしてもいいくらいだ。
 
いいですか、人類の未来はこのような人たちが開いてゆくのです。
我々羊たちの群れはその後をついていくのです。
否応なしにそうなっているんだから、羊飼いである政治家は考えを改めたほうがいいと思いますね。
 
私はこう思いますが、皆さんのご高察を待ちたいと思います。